COLUMN

2023/04/30 08:19

2023/04/08

ういろとお茶



岐阜揖斐郡谷汲山華厳寺の参道、三桝屋さんの"ういろ"です。小麦粉を主原料に(通常のういろうの主原料は米粉らしい)防腐剤、保存料は一切使用せず賞味期限は何と当日中!"ういろ"の色の違いは黒砂糖使用or白砂糖使用という事で素朴な甘みとむっちりした面白食感でつい食べ過ぎてしまう逸品です。腹持ちも頗る良い。ラベルや松の経木に包まれた姿もとても格好良い。ういろは谷汲山華厳寺参道の大名物として知られ、日持ちの短さや製造量の少なさも相まって入手困難度が高く、岐阜の妻実家に一緒に帰省した際に時々立寄るも大体売切れで私もここ数年は食べていません。今回帰省中の妻から朝イチで並んで買えたとの事で早速お茶と撮って送って貰いました。ういろの味は不変との事で一安心。私もまた食べたい。うちから送った去年の新茶、鹿児島産サエミドリと頂いたそうな。とても良く合ったそうな。

新茶と云えば、うちの茶園でも芽がちょっと記憶に無い速さで伸びています。この様子だと摘採の早まりは必至で準備や掃除等少しづつ段取っております。昨日今日の春嵐で桜の花も殆ど散りましたが僅かに残る桜花を見ていると昔、禅智内供似の現国教師が「桜の枝に最後まで必死に残っている花弁や、もう秋だというのに一匹だけで鳴いている蝉が切なくて好きだ」と言っていたのを思い出す。だからどうという事はないのですが。

2023/04/14

新茶2023

本日、鹿児島から取った新茶を仕上げました。味は上々です。第一弾鹿児島産新茶としてもうすぐ販売を始めます。また静岡市中の取引先様から静岡県産新茶サンプルも数点届き、仕上げた鹿児島産新茶と合わせてテイスティングしました。妻がその模様をテキパキと写真に収めました。今年の新茶も始まったなあという感じです。弊店ぐり茶の新茶はもう暫くお待ち下さい。自社茶園を含めた近隣の茶生産者の茶葉受け入れは4/23㈰からの予定です。


2023/04/21

新茶2023

今年の茶の生育が早いのは周知の事実ですが、とは言え自然の妙味でいつか帳尻が合って (伊豆だけでも) 例年並みになるかと思ったりもしましたが、お茶は結局記憶に無い速さで伸び続け準備完了してしまった。うちの畑は刈れる所から刈ってゆく段取りてすが、他の生産者からいつから製茶受付けるのか問合せ殺到の今週だったので (4/23から受付〼) ピークはGW前に来そうな予感。今週は鹿児島荒茶の仕上げが大量で、且つ工場稼働が早まる事が確定したので慌しく清掃片付け等苦手な力仕事をこなし、畑ではかからないリコイルスターターを焼け糞で引っ張り続けるなどしたら製茶工場稼働前のプレ新茶で早くも腰が終わりかけたので明日午前中行きつけの鍼灸院に行って備えます。鹿児島産新茶はウェブショップに於いてはぼちぼちラインナップに加えます。弊店ぐり茶を含む静岡産は来週売場に並べられたら良いなぁと思っております。よろしくお願い致します。


2023/04/29

#新茶2023

2023/04/29、製茶工場が最盛期を迎えています。天気予報が今夜半から雨予想で今日摘んでくる生産者が多い。然しうちの畑も女房を質に入れてでも冥府魔道に堕ちようとも刈っておきたい所があって、午前中年老いた両親の制止を振り切って刈ってきた。直接止めろとは言われてないが態度や言外に嫌そうな感じを漂わせていた。親不孝と言わば言えと思いつつ刈って戻るとやはり工場沸騰。夕方までにあと数人生産者が葉っぱを持って来たら厳しい。処理を仰せつかった気分は金ヶ崎の退き口の藤吉郎レベルだが明日雨という希望も有り。製茶工場の処理能力の低さに呆れ、荒茶仕上げも溜まる一方の中、なんとかウェブショップの新茶ラインナップを整えました。是非ご覧ください。


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